[福岡市LINE公式アカウント]実証実験効果レポート、公開
福岡市は、情報発信力の強化にむけた取り組みとして、「福岡市LINE公式アカウント」を通じた市民の皆さんへの情報配信を行っています。
「福岡市LINE公式アカウント」は、2017年4月25日に開設されて以降、配信システムや配信運用等の技術的検証、利用者ニーズの調査・把握などを目的とした実証実験を行っていましたが、防災やごみ出し、子育てなどの生活に密着した市政情報の中から、市民の方が必要に応じて選択した情報をLINEを通じてタイムリーに届けられることから、多くの方にご利用いただき、本日で実証実験期間を終了し、正式に継続することが決定しました。
友だち登録は約29万人、福岡県在住者が約6割、40代女性が最多、ユーザーアンケートでは約8割が「満足」「どちらかといえば満足」と回答している、福岡市のLINE活用の現状をまとめました。
≪「福岡市LINE公式アカウント」概要≫
福岡市とLINEとの間で締結した「福岡市における情報発信強化に関する連携協定」に基づき、2017年4月25日に開設。以下のような生活に密着した情報から自分に必要な情報だけを受信することが可能です。
※詳細(LINE Fukuoka 公式ブログ):欲しい情報だけLINEで届く!福岡市LINE公式アカウント、開設
■防災
以下のような安心安全な生活を守る情報が届く。雨量、河川水位は、受信を希望するエリアを指定することも可能。
・選択可能情報:緊急情報(避難勧告 等)、雨量情報、河川水位情報、PM2.5予測情報 他
■ごみの日
「ごみの種類」「収集エリア」を設定しておけば、該当ごみの持ち出し日が近づいたとき通知が届く。さらに、通知を受けるタイミングも選択可能。
■子育て
「健康・医療」「しつけ」「イベント」等の情報が届く。
エリアやお子さんの誕生(予定)日を登録しておけば、月齢・年齢に応じて必要な情報のみを受け取ることができる。
■お知らせ
大規模イベント時の集客や交通規制等のお知らせが届く。
■(NEW)市政だより (2017年11月2日より開始)
「催し」「しごと」「講座・教室」など、月2回の市政だよりの発行に合わせ、選択したカテゴリの記事を受け取ることができる。
実証実験結果
・友だち数:289,422人 (2017年10月1日時点)
特徴的なのは、40代50代男女の利用が目立つ点。LINEのコアユーザー層にあたる若年層だけでなく、幅広い世代に受け入れられています。
・受信設定者数 ※電通アイソバー社による集計
最も多く受信設定されていた情報は「防災:緊急情報」。次いでエリア選択可能な「防災:雨量情報」、「防災:PM2.5予測情報」、「ごみの日:燃えないごみ」「お知らせ」と続きます。
日々の生活を安心・安全・便利に過ごすために必要な情報が登録数を伸ばしました。特に命に関わることもある防災情報は、リアルタイムに受け取ってこそ意味があるため、市民のみなさんにLINEを有効に活用していただいている表れとみています。
アンケート結果
ユーザーの満足度は、福岡市が実施したアンケートからも表れています。
・アンケート実施期間:2017年8月23日~9月22日
今回の結果を受け、福岡市および福岡市民のみなさんには、LINEを活用した市政情報の発信、市民サービスの向上について高い評価を得られていることがわかりました。このようなLINEを通じた情報発信の取り組みは、福岡市に限らず、全国の自治体においてもご活用いただけるものと考えております。
LINEでは、これからも、自治体と共同で住民サービスの向上や地域活性化に寄与できるような取り組みを積極的に行っていきたいと考えています。
今後の、福岡市とLINEの取り組み
福岡市公式アカウント開設時に大変好評いただいた、LINEキャラクターが福岡の特産品・文化・歴史を博多弁でアピールするスタンプ「福岡市×LINE FRIENDS」のプレゼントも開始します(スタンプ配布期間:2017年10月24日~2018年1月21日まで。ダウンロードから180日間、使用可能)。
さらに、LINEは、2017年11月に実施される「福岡マラソン2017」の「OFFICIAL COMMUNICATION PARTNER」にも就任しています。LINE@を通じた、福岡マラソンのランナーや応援者との相互コミュニケーションのサポートのほか、広域に福岡市および糸島市の魅力を伝えるサポートをおこなっております。
[本サービスに対するLINEへの問い合わせ先]
▼関連情報
大会公式サイト: http://www.f-marathon.jp/
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