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ダイバーシティな職場や、LINEを使ったまちづくり。中学生が職場体験を通して考えました!

作成者: LINE Fukuoka Press|Dec 7, 2022 12:00:00 AM

【お知らせ】2023年10月1日にLINE Fukuoka株式会社からLINEヤフーコミュニケーションズ株式会社へ社名を変更しました。2023年9月30日以前の記事には旧社名で記載しています。

 

田中

こんにちは!Marketing Communication室の田中です。

「冬」はそのまま「Winter」と英訳できる? LINEで中学生にも便利なまちを実現?
先日、福岡大学附属大濠中学校の2年生46人を対象に、LINE Fukuokaのオフィスで職場体験を実施しました。

LINEサービスのローカライズを担う6カ国10人の社員と交流したり、DX・Smart Cityセンターのプロジェクトマネージャーを先生役にまちづくりワークショップに挑戦したり。多様性あふれる職場の雰囲気や、LINEを使ってまちに貢献する事業などについて学んでもらいました。

どきどき?わくわく!―CEO鈴木が会社紹介

「今、わくわくしている、という人はどれくらいいますか?」
冒頭、CEO鈴木が来社した生徒さん46人に問いかけると、たくさんの手が一斉に挙がりました。生徒さんたちにとって、初めての職場体験。LINE Fukuokaの広いカフェスペースで始まった体験授業に、「どきどきしている」とちょっぴり緊張した面持ちの生徒さんもいました。それでも鈴木がLINEのサービスやLINE Fukuokaの成り立ちについて説明を始めると、目をきらきらさせて聞き入ってくれました。

鈴木は、LINE Fukuokaという会社が10年前にはこの世にまだなかったことに触れ、「みなさんが大人になるころには、今までにない仕事や今はまだ想像できない仕事が生まれているはず。でも今は、不安がらずにたくさんの経験をすることが大事です」と生徒さんに語りかけ、この日のプログラムが始まりました。

 

 

多様性あふれるメンバーからローカライズの仕事を学ぶ

仕事体験の第1弾は、LINEのローカライズ業務を担うGlobal Content室の仕事です。ローカライズとは、ある言語を別の言語にする翻訳に加えて、文化や宗教の違いなどを考慮してブランディングやターゲティングをする仕事。この日は、同室で働く6カ国(アメリカ、イギリス、ペルー、ボリビア、インドネシア、日本)の10人が生徒さんの先生役として登場し、ローカライズについてクイズ形式で生徒さんに体験してもらいました。

「ブラウンは台湾で何と呼ばれている?」
「『ブラウン&コニー 冬のワイワイデート』(LINEスタンプ)を英訳してみよう」

こんなお題が出され、生徒さんは外国籍社員から英語でヒントを聞き出したり、聞き取ったり。
「Who thinks the answer is A?(答えはAだと思う人?)」
「I don’t think it’s A.(私はAだと思いません)」
など英語が飛び交いました!

さて、日本語で「冬のワイワイデート」となっているスタンプですが、北半球と南半球では季節が異なるなど、海外向けに配信するにはさまざまな観点が必要です。
室長の原田は「その国や地域の文化を理解することが大事です」と話しました。ローカライズ業務だけでなく、自分とは違う人の文化や背景を理解するって、日常生活にも通じますね。生徒さんたちも楽しみながら、しっかり理解してくれたようでした。

オフィスツアー

続いて、生徒さんたちはオフィスを見学。社員が憩うカフェでの支払いはキャッシュレス対応(現金不可)だったり、リフレッシュエリアでは特大クッション(Yogibo)でリラックスできたりと、LINE Fukuokaで働く様子を感じてもらいました。


ハイライトは「テレプレゼンスルーム」!

海外拠点などとビデオ会議ができる部屋で、3面のディスプレイを前に、円卓に座ったようなで感覚で会話・議論ができる場所です。今回は、韓国の拠点で働くAIエンジニアの女性とビデオをつなぎ、生徒さんたちとやり取りしました。
「僕も将来エンジニアになりたい」と話してくれた生徒さんや「なぜ、この仕事についたのですか」と、韓国語で質問する生徒さんも!
特に、女子生徒さんにとって、韓国で活躍する女性エンジニアはK-POPアイドル並みのあこがれの存在のようで、画面を囲んだ記念写真撮影も盛り上がりました。

 

中学生が考えるSmart Cityとは

仕事体験の第2弾はDX・Smart Cityセンターが取り組むLINE SMART CITY FOR FUKUOKAの仕事。同センターの

Smart Cityプロジェクトマネージャーたちと一緒にワークショップを行いました。生徒さんが「福岡のまちの課題」を挙げ、LINEを使って解決するアイデアを出し合いました。

「LINEで署名を集めるサービス」
「夜道を安全に歩けるよう、事故や事件があった危険な場所を教えるサービス」
「ごみ箱にQRコードを付け、ごみが溢れていれば知らせるサービス」

などなど、Smart Cityプロジェクトマネージャーのアドバイスのもと、生徒さんたちはみずみずしいアイデアを披露しあってくれました。センター長の南方も感心するアイデアがたくさん飛び出しました。





最後に、本取り組みは、福岡の異業種8社と福岡市(オブザーバー)による共同事業体「Fukuoka Smart City Community(以下 FSC)」(事務局・LINE Fukuoka) が、地域貢献の一環として初めて実施したものです。

 

FSC会員企業のうち6社(嘉穂無線ホールディングス、西部ガスホールディングス、JR九州、西日本鉄道、福岡銀行、LINE Fukuoka)が同じ日にそれぞれの事業所で生徒さんを受け入れ、2年生約170人が6グループに分かれて各社を訪問しました。
FSCは福岡に根差す企業の事業体として、将来を担う中学生にキャリア教育の機会を提供 したいと考え、本件の実施に至りました。中学生のみなさんにとっても、今回の職場体験が未来への扉につながったり、新しい世界への一歩となったりしていたら、うれしいです。


今後もLINE Fukuokaでは、地域の発展につながる取り組みをおこなってまいります。
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