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「老若男女、様々な方がいらっしゃる場所だからこそ」ー「博多バスターミナル」がLINE Payを導入した理由

作成者: LINE Fukuoka Press|Apr 23, 2019 3:00:00 PM
 
博多駅直結、スーパー・飲食店・ファッションなど約60のテナントが入る「博多バスターミナル」。博多駅と市内各所をつなぐ「玄関口」として、なじみ深い方も多いのではないでしょうか。
そんな博多バスターミナルでは2019年4月よりLINE Payを導入。クーポンを活用したキャンペーンや地道な告知施策の成果が実り、LINE Pay利用者は順調に伸びているそう。担当の梅野さん、三重野さんにLINE Pay導入の背景や今後の展望について伺いました。

博多バスターミナル株式会社 梅野さん(左)、三重野さん(右)

従業員とお客様。
双方にとっての導入ハードルの低さが決め手


―今回LINE Pay導入を決めて頂いた理由や背景について、教えてください。

決済まわりのシステムに関して、正直私たちは「遅れていた」方だと思います。恥ずかしながら機器も古い。「変えずとも問題なく営業できる」中で、なかなか新しいことにチャレンジできずにいる現状がありました。

 

一方で、昨年から「キャッシュレス」という話が世の中的に盛り上がり、増税に向けて政府の補填施策なども実施されるであろう中、このままだとうちだけおいてけぼりを食らってしまうのでは、という危機感もありました。
そんな中でLINEさんからご提案を頂いて、これは一歩踏み出す良いきっかけになるのではないかと思いました。

 

様々なサービスがある中でLINE Payを選んだのは、お客様とテナント従業員の皆様、双方にとっての「わかりやすさ」。博多バスターミナルには老若男女、本当に様々なお客様がいらっしゃいますが、LINEは多くの方が既に使っているアプリ。支払いのために新しく何かを入れてもらう必要がなく、普段使っているものの延長上にあるので、双方にとって使いやすいのではないかと思いました。

「本当に使われるのか」「問題なく使えるのか」。
2つの不安とどう向き合う?

―導入前に不安に思われていたこと、懸念していたことはありますか?

導入前の不安は大きく2つありました。一番は「本当に使われるのか?」ということ。支払い方法としてはまだまだ現金が根強いですし、キャッシュレス決済の中でもクレジットカードの方がなじみ深い。決済端末を置いたものの、テナントさんにとっては邪魔なだけだった、という結果になるのが一番良くない。
なので、まずはきちんとお客様に「使える」ことを認知して頂く努力をしようと思いました。告知のために大きく懸垂幕をかけたり、ポスターや館内のサイネージを活用したり。使えるお店は随時ホームページで更新していった他、LINE Payが使える店舗にはそのことがわかるポスターを大きく貼りだしたりもしています。特にフロアの広いお店ですと、レジのところにPOPを置くくらいでは弱いと思いましたので。

博多駅を出ると目に飛び込んでくる、インパクト抜群の懸垂幕。 館内でもいたるところに告知ポスターが。


もうひとつの不安は「決済機器をきちんと使っていただけるか?」ということ。
テナントさんの中には年配のスタッフさんや、こうした機器に苦手意識がある方もいらっしゃいます。

 

その点については、LINEの担当者さんに何度も説明会や研修会を開いて頂き、「LINE Payとは何か?」から機器の操作方法まで、丁寧にご説明頂きました。
操作方法も思っていたより簡単で、結果、導入後も機器の使い方についての問い合わせは来ていませんね。

博多バスターミナル内の店舗にて、LINE Payでお買い物。店員さんも慣れた手つき!

 

フタを開けてみれば、嬉しい「予想外」ばかり。
得られた「実績」で、全館施策へ進化させたい


―実際に導入してみて、いかがですか?

想像以上に利用されていて驚いた、というのが素直な感想です。さらに嬉しかったのは、本当に様々なテナントで使われているということ。うちでも色々と販促施策をやるのですが、利用が一定のテナントさんに偏ってしまうことも多いんです。でも今回はどのテナントさんでもまんべんなく利用されていたのが印象的でした。利用しているお客様も、学生さんもいれば会社員の方もいらっしゃいましたし、海外の方も使われていた。

当初あまり利用されていなかったテナントさんでも店内の告知物を強化したところ、利用数が伸びました。やはり「利用できる」ことをお客様にしっかりお知らせするのが大事ですね。

各テナントの中にも、LINE Payが利用できることを知らせるポスター。これはわかりやすい!

今は全てのテナントさんに導入頂けている訳ではなく、全館施策としてはまだ弱いと考えています。やはりまだまだ新しいものですから、実際の使い勝手や、お客様が本当に使うのかということも含め、不安に思うテナントさん、まだ様子を見たいというテナントさんも多いと思います。

今回、先行導入頂いた店舗での実績が出ましたので、こちらを基に改めて他のテナントさんとも会話をしていき、今後館内で使える範囲をより広げていければと思っています。


―今後LINE Payをどんな風に活用していきたいですか?

年代など属性分析を進めていけると良いのかなと思っています。よく使ってくださる方向けにキャンペーンを打つなど、データを分析した上で販促に生かしていけるといいですね。
バスターミナルならではの施策、例えばバス利用者の方向けの施策なども検討していきたいです。

もちろん、LINE Payの方でお得なキャンペーンも実施されると思いますので、それはうちでも積極的に活用していきたいですね。


―ありがとうございました。

【博多バスターミナル】
公式ホームページhttp://www.h-bt.jp/
LINE公式アカウント名:博多バスターミナル


【本件に関するお問い合わせ先】
LINE Pay導入事例はこちらでもご紹介しています
http://pay-merchant-blog.line.me/archives/13525594.html

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