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[社員インタビュー]Vol.19 脈々と自己組織化するチームをつくりたい

作成者: LINE Fukuoka Press|Feb 17, 2020 3:00:00 PM
こんにちは。採用担当の光田です。

LINE Fukuoka開発室は立ち上げから数年、様々なLINEサービスの開発を担っています。
組織も一定規模になり安定期に入りつつも、新たなサービス開発やチャレンジに向けて積極的に取り組むエンジニアが多く在籍しています。
今回は開発室立ち上げ期に入社し、エンジニアリングマネジャーとして活躍している片岡の仕事とキャリアについて聞きました。


会社の立ち上げ初期、7人目のエンジニア。

ーこれまでのキャリアを教えてください

私は福岡が地元で、LINE Fukuokaに入社する前は、Webアプリケーション開発のベンチャー企業で受託開発やブログベースのCMSの開発をしていました。

ー入社したきっかけを教えてください

私のエンジニアとしてのキャリアは2002年ごろに始まりました。当時からLINEの前身の会社の人たちや東京のエンジニアが発信する情報に強い関心がありました。そんな時に、LINEが福岡に拠点を立ち上げると聞き、昔から興味があった方々と一緒に働けるチャンスだと思い迷わずチャレンジしました。
Trust and Respectが大事

ー業務内容を教えてください

LINE Creators Market(世界中のLINEユーザーが、自分が作ったLINEスタンプやLINE着せかえ、LINE絵文字を登録・販売できるプラットフォーム)のサーバーサイド開発チームでエンジニアリングマネージャーをしています。

私にとってエンジニアリングマネージャーというロールはこの会社が初めてです。私はこのロールの名前自体にはそれほど関心がありません。私は私のチームや私が属する組織において私ができる最善を尽くせばいいと思っています。なぜならマネージする組織の大きさや文化、状況に応じてやるべきことは異なるからです。

実際には管理者としてのマネージャーというよりサポート役としてのマネージャーでありたいし、そのように振舞っているつもりです。またプロダクトチームで最も古いメンバーでもあるのでデベロップメントリードとしての側面もあります。サポート役としては、メンバーの働きやすさやチャレンジのしやすさの追求、彼らの興味関心がある領域にあった仕事や働き方の提案、彼らが評価されるようなアクションのヒントの提示などを行っています。

リーダー役としてはマインドの共有や意思決定、チームの雰囲気やカルチャーの醸成などを無意識にたくさん行っている気がします。例えば、当たり前ですが一緒に働いている人たちのことをよく考えることは大事です。お互いを尊重し助け合うことで相手を信頼することができ効率よく楽しく働くことができます。基本的なことですがこれは企画や開発、テスト、運用全てのフェーズで重要な事です。

マインドの共有などと表現すると押し付けがましいイメージになってしまいますが、実際にはメンバーの一人ひとりの考え方に興味があり、それを教えてもらっているときに私の考えも同時に共有しています。

最近では嬉しいことに何人かのメンバーが得意なフィールドをリードするようになってきました。私は彼らが興味を持っているフィールドの仕事を任せたに過ぎないのですが、日頃のコミュニケーションが功を奏したのか、私が干渉しなくてもそれぞれが自律的に行動するようになってきています。

ーマネージャーとして大事にしていることは?

最も大事にしていることは「対話」です。チームメンバー一人ひとりの考え方や悩み、モチベーションやどのような仕事をしたいか、何をしているときに楽しいと感じるかなどをより深く理解し、自分の行動に繋げたいと考えています。

そのためにいわゆる”ボス”にならない事も意識しています。いつもメンバーの良い友人でありたいし、彼らが何かにチャレンジする際にいつも応援するスタンスをとっています。

一方、私は彼らの上司でもあるので、壁をできるだけ取り払うよう努めています。彼らが自発的に行動し、判断に悩むことが少なくなるように出来る限りの情報共有を適宜行い、仕事を依頼するときも背景や意図を詳しく伝えるように心がけています。

また、「信頼すること」も大事にしています。もともと心配性のお節介焼きなので、メンバーが創造的な仕事を楽しむ邪魔をしないように気をつけています。何度も似たような失敗をしても、次はもっと出来るはずと信じ改善点を指摘した上で根気強く共に歩みたいと考えています。

何かトラブルがあってもいつもメンバーの味方でありたいです。そして、仕事を見る事も重要だと考えています。どうしても立場上、上司やリーダーといったイメージはつきまとうので、彼らの仕事をよく見てフィードバックをこまめに行っていくことはとても重要だと考えています。メンバーがこれで良いんだと自信を持って活動するためにもフィードバックは重要です。

ーエンジニアリングマネージャーになって苦労したことは?

敢えて言えばありきたりですが、1人のエンジニアとして成長したい気持ちと、最高のチームを作りたいという気持ちの狭間の葛藤はありました。今ではエンジニアリングスキルは自分の時間で高めれば良いと考えています。またコラボレーションを促進すれば自分一人では得難い知識や考え方を獲得できます。


継続して発展していくカルチャーを根付かせたい

ー今後取り組みたいチャレンジを教えてください。

私のチームでは各自が得意なフィールドやスタイルで互いをリードするようになってきています。 私や主要なメンバーが離脱しても、自らそれを復元し継続して発展していくようなカルチャーを根付かせたいです。そのためには多くの考え方を言語化して伝えていくことが必要で、私はLeanやAgile、Manegement3.0といった考え方に非常に共感する部分が多いので、それらについてもっと学んでいきたいです。その後はもっと多くのチームや大きな組織でも同様の活動ができたら楽しいかもしれないと考えています。

ーどんなエンジニアと一緒に働きたいですか?

LINE Fukuoka ではエンジニアリングマネージャー間の情報共有が活発で、毎週リラックスしてディスカッションするランチタイムが設定されています。そこで学んだ知識や情報を自身の仕事に役立てることもあれば、自分の考えや活動についてフィードバックを得ることもできます。将来的にエンジニアリングマネージャーのキャリアを考えているエンジニアの方や、私たちと課題を共有して一緒に高め合えるエンジニアリングマネージャーの仲間と出会えたら嬉しいです。


LINE Fukuokaでは福岡からWOWを生み出すべく、共にチャレンジする仲間を募集しています。
今回インタビューをした開発室の募集ポジションはこちらからご覧ください。


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