【お知らせ】2023年10月1日にLINE Fukuoka株式会社からLINEヤフーコミュニケーションズ株式会社へ社名を変更しました。2023年9月30日以前の記事には旧社名で記載しています。
LINE Fukuokaの価値の見える化や業務の効率化・高度化を担う「バリューマネジメントセンター」、採用・広報など企業価値の最大化を目指す「コーポレートグロースセンター」。
2つのセンターを統括するセンター長 古後良輔が、東京都立産業技術高等専門学校、駒澤大学にて講義を行う機会をいただきました。
本記事では、「キャリアデザイン論」をテーマに行った講義の一部をご紹介します。
登壇・講演等のご依頼については、ぜひ記事後半のお問い合わせ先までご連絡ください。
講義タイトルは「キャリアデザイン~これまでの経験から得た人生訓~」。
現在は採用などキャリア構築に深く関わる領域で活動する古後ですが、自身のキャリアのスタートはエンジニア。主に工場向けのソリューション提案やシステム導入を経験した後、SIerに転職。製造業・流通業など様々なクライアントを担当し、コンサルタントやプロジェクトマネージャーとしての経験を積み、LINE Fukuokaに入社しています。
参照:組織横断チームで挑戦する運営デザイン(採用サイト社員インタビュー)
https://linefukuoka.co.jp/ja/career/plan_and_op/interview_bpr
講義では、学生である受講者の皆様にキャリア戦略や人生設計を考えていただく一環として、これまでの自身の経験や気づきなど具体的なエピソードを中心にお話しました。
例えば、技術領域へ興味を持った時期、学生時代にIT社会への関心が高まったきっかけなどです。
「自分のものとしてやる」
エピソードのひとつ
・キャリアの初期、右も左も分からない中で、与えられた仕事をひたすらこなしていた古後
・どこか学生のノリが残っていて、仕事よりもプライベートを楽しむ日々を続けている時期でもあった
・その頃を振り返ると、「なぜ自分がこの仕事をやっているのか?」とどこか悩みながらやっていた
・しかし、ある工場の責任者との出会いで「仕事を自分のものとしてやる」というマインドに意識が変わる
・それからはどんどん仕事にのめりこんでいった
古後
ここで得たマインドは、職種や立場が変わっても一貫して大切にしています。
キャリアを積み上げる中で悩む局面はありましたが、新たな経験や出会いを通じ貴重な教訓を得てきました。
「キャリアの志向と成長には、自分自身を理解することが大切」
川下り型と山登り型の2通りの考え方を紹介
・川下り型 明確なWILLはないが、仕事などの経験を通してWILLを見つけていく
・山登り型 こうと決めたWILLをもち、その実現のためにひたむきに頑張る
キャリア初期の古後は川下り型。とにかく様々な仕事をやってみて経験を通じて学び、その後、自ら目標を定めてからは山登り型へ。明確なWILLに向かって突き進むことで次なる世界が見てきたとのこと。それぞれがキャリアの局面で、川下り型と山登り型を行き来しても良いのだ、と言います。
古後も現在は、新たな活動にもチャレンジし、再び実験的に川下り型で取り組んでいます。
古後
どちらの考え方が良いとか優先順があるわけではなく、大切なのは自分がどちらのタイプなのか「自分自身のことを認識しておくこと」。
今の世の中にはキャリアは無数にあるので、現在専攻しているテーマを追及して何かの専門家になってもよし。もちろん、新たな興味分野が見えたら次に進めるもよしとして、締めくくりました。
講義に参加いただいた生徒さんからの声をいくつかご紹介します。
ご参加いただいた生徒のみなさまが、講義で何かを感じ、それらが学生という貴重な時間の過ごし方や、今後歩んでいくキャリアを考える際、少しでもお役に立てましたら幸いです。
同じテーマで登壇する場合も、学校や参加される生徒さんの専攻や学年によって、お話しする内容を少しずつ変えているという古後。駒澤大学での登壇に向けて拡充したスライドは……
愛猫家らしい一枚でした。