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LINE Fukuoka×西鉄×西日本新聞社のタッグによる満足度99%の「就活準備セミナー」 。ワークショップに盛り込んだ就活準備の超重要フレームワークとは?

LINE Fukuoka×西鉄×西日本新聞社のタッグによる満足度99%の「就活準備セミナー」 。ワークショップに盛り込んだ就活準備の超重要フレームワークとは? サムネイル画像

【お知らせ】2023年10月1日にLINE Fukuoka株式会社からLINEヤフーコミュニケーションズ株式会社へ社名を変更しました。2023年9月30日以前の記事には旧社名で記載しています。

今回のLINE Fukuoka Pressは、これから就職活動をはじめるみなさん(もちろん既に就職活動中のみなさんも!)に向けた応援企画です。

今年5月、LINE Fukuokaと西鉄さん、西日本新聞社さんの三社が合同で開催、参加者満足度99%(※)を獲得した「就活準備セミナー」をご紹介。
※「三社合同就活準備セミナー」終了後アンケート 回答者115人中

このセミナーを担当した当社新卒採用チームの頴川より、当日学生のみなさんにお伝えした就活準備の重要ポイントをほぼ全て公開します!
みなさまの就職活動に、ぜひお役立てください。

 

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プロフィール
People Growth室 新卒採用チーム
頴川 将貴(えがわ まさたか)

 

― 参加者から高い評価を受けた「三社合同就職準備セミナー」。どんな催しだったのでしょうか?


頴川:今年5月、西鉄さん、西日本新聞社さんとタッグを組んで、LINE Fukuokaを会場に開催したイベントです。これから就職活動をはじめることになる2025以降卒業の学生さん115人が参加してくれました。

今年のはじめに三社の新卒担当者同士がたまたま出会って、意気投合しまして。「新卒採用で九州を盛り上げよう」と盛り上がって企画した、はじめての取り組みでもありました。

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三社合同ですから、それぞれの強みを生かすことを考えましたね。
西鉄さんはさまざまな事業を行っている観点で企業分析のスキル、西日本新聞さんは伝えるプロとしてのナレッジ、私たちLINE Fukuokaは若い社員が多い会社ならではの新卒の視点とニーズの理解力。

もうひとつ、企画制作にあたって私たちがなによりこだわったのは、
このセミナーを通じて、参加してくれたみなさんに、就職活動に向けた「自分の軸」をしっかり持ってもらうことでした。

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セミナーのゴールは「自分の軸を持ってもらうこと」

ー どんなところからこの目標を定めたのですか?

頴川:私を含めて、3社のメイン担当者は全員同い年なんです。施策を検討する中で、今の学生さんの就職活動が私たちのときに比べて長期化していることについて、採用担当者全員が同じ課題感を持っていることがわかりました。

社会的な採用活動時期の早期化に伴って、学生のみなさんは準備が整わないうちに就職活動になだれ込んでしまっていると思います。自己分析がまだ十分でなく、自分がやりたいことを自覚できないうちに、膨大な就活情報にさらされる。大変な負担だと思います。
そこで闇雲にたくさんの企業に応募するといったズレた活動をしてしまうと、就職活動は更に長期化して……終わらない悪循環です。

当たり前ですが、こうした状況の原因は企業にあります。

その企業の採用担当として私たちに何ができるのか、考えに考えてたどりついたのが
学生のみなさんが早期に自分の軸を確認し、それを就職活動に生かせるようにサポートするワークショップをつくることだったんです。

就活準備セミナー_1この記事のためにかけつけてくれた西鉄の平さん、西日本新聞社の中原さん。
「次回のイベントどんな設計にします?」顔を合わせるなり採用に関する活発な意見交換が始まった

「目的」「強み」「伝え方」
3ステップで考える「自分の軸」のフレームワーク

ー ワークショップでは具体的にどんなことを伝えたのでしょう。

頴川:はじめに、「なぜ自分の軸が必要なのか」、参加者としっかり目線を合わせたうえでスタートしました。
コンテンツの中心となったのは「自分の軸」を決めるための3つのステップと、ひとつひとつのステップを深く考えるための複数のワークです。

shukatsu_11なぜ自分の軸が必要なのか、目線を合わせた上でセミナーを開催

STEP1 自分の「目的」を知る

「自分の軸」は「目的」「強み」「伝え方」、3ステップのフレームワークで考えていくことができます。
まず「目的」です。

就職活動における「目的」は自分の夢や将来のなりたい姿、と言い換えられます。これをできるだけ具体的に考えていくわけです。

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セミナーでは、事前に考えてきてもらったものをベースに、マンダラチャートをはじめとしたワークシートを使いながらもう一歩深掘り。目的達成に何が必要かも言語化してもらいました。

これが意外と難しいんです。
みなさん「これをしたい」「こんな仕事に就きたい」といった夢やビジョンはあるものの、具体的にそれはどういう状態で、何が必要なのかを言葉にするのはたいへん。各社の採用担当者が深めかたのコツをアドバイスしながら進めていきます。

 

STEP  自分の「強み」を見つける

「目的」が定まったら、就活時に武器となる自分の「強み」を考えるステップへ。
いきなり「自分の強みはなんだろう?」と漠然と考えていても難しいので、まずは自分の「好きなこと」「得意なこと」「やっていて楽しいこと」など自分が前向きに取り組めていることをできるだけたくさん書き出してもらいます。3社の採用担当者と相談しながら模索することで、学生さん自身気づいていなかった強みを見つけます。

DSC02657「これはこんな強みとして言い換えられるんじゃない?」採用担当者ならではの目線でアドバイス

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STEP3  自分の強みを「伝える」 

自分の強みに気づけただけでもすごいことなのですが、就活では 最後に 自分の強みを「伝える」ステップがあります。「伝える」はさらに「誰に」「何を」「どのように」という観点で分解できます。

◾️「誰」に伝えるのか?


「誰に」を考えるには、まず伝える相手を理解する必要があります。
ここでは現役の各社の面接官が登場。面接時に「何を考えているのか」「何を見ているのか」などを話しました。
「各企業が実際にどんな人物を採用しているのか」という超具体的な共有も盛り込みました。

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◾「何」を伝えたいのか?
STEP2で見出した自分の「強み」について、根拠となるエピソードを書き出してもらい、伝えたい内容を検討します。

◾️「どのように」伝えるのか?
書く題材はもちろん大切ですが、エントリーシートではどう伝えるかもとても大切。
自己PR文、なやみますよね。
このパートでは西日本新聞社さんの採用担当者(元記者!)から「伝わる文章」についてレクチャー。
文章で伝えることのプロによる、ここだけの体験を盛り込みました。

 

ー「自分の軸」の3ステップ、この記事を読んでいただくだけでも取り組めますね。

頴川:ぜひ使ってください!
自分のことを考えるのって思ったより難しいので、まず普段の生活の中で「自分は何をしている時が楽しいかな」「テンションがあがるかな」と考えておくと、いざ取り組むときに役立ちます。
特に意識してほしいのは、自分の軸さがしにおいて大切なのは周りの誰かではなく、「自分が何をしたいのか」だということですね。常にそこに立ち返ってもらいたいです。

DSC05202「歴史上の人物、小説や漫画の主人公から共感できる人を見つけて何故共感できるのか考えてみるのもいい」と潁川。
相対的に自己理解に繋がりやすいという。

 

「就活友達」づくりを後押しする工夫も

― ワークショップではアイスブレイクも重要な要素だったそうですね

頴川:そうなんです。
ワークショップの始めに、ネームプレートを使ったしっかり目のアイスブレイクを取り入れました。
普段接することのない他の学校の学生さんとコミュニケーションすることで、今後も情報交換ができる「就活友達」を作ってもらう目的です。

事前調査の際に就活の悩みを聞いてみたら、「相談相手がいないこと」と回答した人が多かったんですよ。

コロナ禍でオンラインでの生活が多かった世代ですし、サークル等のコミュニティにも入りづらく、1人で情報収集をしないといけない就活生が多いのでは?と、私たちは仮説を立てました。
その上で自分たちの就活時代を思い返してみると、採用試験の場でできた「就活友達」というのが非常に力強い情報収集のリソースだったことに気づきました。同じ悩みを共有できる関係性にもずいぶん助けられた記憶があります。  

せっかく早い時期に私たちのセミナーで出会ってくれたわけですから、ワークショップの始まりからしっかりアイスブレイクして友達作りを後押ししようと。座席も志望業界ごとにまとめるなど細かく工夫しました。

就活準備セミナー_10 ちなみに「就活友達」というステキワードは西鉄の平さんのアイディア

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アンケート結果では満足度99%をマーク

ー 情報もワークも工夫も盛りだくさんで開催した就活準備セミナー。満足度99%はすごい数字ですよね。

潁川:普段からイベントをたくさん作っていても、なかなかいただけない評価です。感想欄にも、嬉しい声をたくさんもらっています。

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就活について漠然としていた状態から、道筋が見えてきたセミナーでした。採用をされている方々や他の学生と交流することで見えてくるものがあり、大変いい機会になりました。

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 ワークが充実しており、頭の中をスッキリさせることができました。 自分の関心や目標をもっと明確にした上で就活に望みたいという意欲を持つことが出来ました。

「三社合同就職準備セミナー」終了後アンケートより抜粋
質問:「満足できたと感じた点について、ご自由にお書きください。」

 

三社で力を入れてつくりあげたセミナーが就職活動を控えた学生のみなさんの役に立てたからこその評価だと思うので、とても嬉しかったですね。

 

学生のみなさんへ

ー最後に、この記事を読んでくれている学生のみなさんへのメッセージをお願いします。

頴川:西鉄さん、西日本新聞社さんとはこれからも力をあわせて、みなさんの就職活動をサポートできるようなコンテンツをつくって提供したいと思っています。ご案内した際はぜひご参加ください。

この記事でシェアしたことも上手に使っていただいて、早いうちに自分の軸を見つけて、どんどん発展させていってもらえたら嬉しいです。「目的」「強み」「伝え方」、まずは考えてみてくださいね。
みなさんの就職活動を、心から応援しています。

また、九州を採用から盛り上げたい、と共感いただける企業様がいらっしゃいましたらぜひともお声掛けください!今後もいろいろな取り組みを実施予定です。

いっしょに九州を盛り上げましょう!

DSC00725同じ年の同じ月、一日違いの誕生日だという3人、「今後も採用で九州を盛り上げます!」

 

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