[LINE Smart City]”最寄りの避難所ご存知ですか?”LINEで災害時の避難をサポート
9月4日(水)より、福岡市のLINE 公式アカウント(LINE ID: @fukuokacity )で災害発生時に「今取るべき避難行動」を知り、親しい方へ「避難開始」したことを共有できる「避難行動支援」機能のデモ利用を開始いたしました。
福岡市公式アカウントの新機能
「避難行動支援機能」でできること
避難行動支援機能は、大きく「①日常から災害に備える」機能と「②災害時の避難行動をサポートする」機能の2つに分かれます。
①日常から災害に備える
●最寄りの避難所を確認し家族や友人と共有
位置情報を送ることで、最寄りの避難所を確認することができ、また避難所の情報を家族や友人に共有することができます。ハザードマップの確認もできるので、あらかじめ災害時の行動について家族や友人と話し合って頂くことが可能です。
②災害時の避難行動をサポートする
●居場所に合わせた適切な避難行動を案内
災害が発生するとメッセージが届きます。チャットボットに従って現在の自身の状況を選択すると、状況に応じた避難行動を案内します。
●開設済みの避難所を案内
位置情報を送信すると、近くにある開設済みの避難所を案内します。避難所へのルートも確認することができます。
●避難先を家族や友人に共有
自身が避難を開始したことや避難先についてスムーズに家族や友人に伝えることができます。
「避難行動支援機能」の使い方
福岡市INE公式アカウントと友だちになることでご利用いただけます。
福岡市のLINE公式アカウントを友だち追加はこちらからお願いします。
サービスのご利用方法は以下の動画をご参照ください。
※福岡市HPでもご利用方法について紹介しております。
"「周囲への避難開始の共有」で迅速な避難判断を"
災害時における課題のひとつに、具体的な避難行動や家族の避難状況がわからないなどの理由による「避難判断の遅れ」があります。一方、2018年7月の西日本豪雨で、避難判断ができた人のうち3割は家族や近所の方など周囲からの呼びかけがきっかけだったことが判明しています。
本機能開発にあたっては、避難が必要な状況になった際「避難指示を通知する」だけでなく、「具体的な避難行動と開設済み避難所を案内」し、「周囲への避難開始の共有」を促すことで、迅速に避難判断ができる機能の実現を目指しています。
"平常時の備えから災害時の対応、災害後の復旧まで"
福岡市LINE公式アカウントではすでに、気象警報等を知らせる「防災情報の発信」機能や、市民がLINEで街の不具合を市に知らせることができる「道路公園等通報」機能を提供しております。
今回新たにデモ利用を開始した避難行動支援機能が加わることで、平常時の備えから災害時の対応、災害後の復旧まですべてを「ライフインフラ」としてLINEがサポートいたします。
ぜひこれらの機能をご活用いただき、平常時から災害に備えることで、いっしょに災害に強いまちにしていきましょう。
LINEは福岡市LINE公式アカウントを通して様々な行政サービスをより身近に感じていただける、簡単にご利用いただける機能を提供しております。今後もより様々な行政サービスを手軽に簡単に提供し、より多くの市民に活用いただけるアカウントにすることで、行政と市民の結びつきを強くし、豊かで強い街づくりに貢献していきたいと考えております。
【本件に関するお問い合わせ先】
【LINE Smart City for Fukuoka -LINEを活用した街の課題解決事例-】