【イベントレポート】フルリモート&多国籍な開発チームのオフラインイベント「Office Day」
【お知らせ】2023年10月1日にLINE Fukuoka株式会社からLINEヤフーコミュニケーションズ株式会社へ社名を変更しました。2023年9月30日以前の記事には旧社名で記載しています。
こんにちは。Marketing Communication室の福田です。
LINE Fukuoka開発センターのApp Development室では、チームビルディングを目的としたオフラインイベント「Office Day」を月に1度開催しています。
今回は、LINEのモバイルエクスペリエンス開発室から三木と秋をゲストに呼んで、議論あり、雑談あり、ワークショップありのスペシャルなイベントになるらしい!との噂を聞きつけ参加してきました。その模様をレポートします。
Office Dayとは?
イベントを実施するApp Development室
App Development室には約20名が在籍しており、普段はリモートで業務に取り組んでいます。具体的にはLINEアプリとLINEスタンプメーカーアプリのiOS・Android開発を行っています。
開発センターの海外メンバーの比率は49%とLINE Fukuokaでも特にグローバルな部署です。開発センターの中に属するApp Development室では日本・台湾・中国・韓国・ドイツ・インド・パキスタン・ネパールといった幅広いメンバーが揃っています。これだけ多国籍だと「普段のコミュニケーションはどうしているの?」と気になるところですが、日々英語や日本度の学習に励みつつ、チャットでは翻訳ボット、会議では専属通訳のサポートも得ながらやりとりしているそうです。
Office Day実施の背景
Office Day当日の様子
趣味はインドアからアウトドアまで多種多様。メンバーの自己紹介タイム
イベントの冒頭ではチームの新しい取り組みについて共有があったあと、新メンバーがいたこともあり自己紹介タイムへ。
メンバーの趣味は幅広く、映画やキャンプ、登山、ゲーム、スノーボード、ドラム(ダブルベースドラム)、カメラ、プラモデル、クリケットなど、インドアからアウトドアまで多種多様。中には駄洒落が趣味で、今まで13,000個もSNSに投稿しているというメンバーも。今日の駄洒落をチャットに投稿してほしいとの無茶振りにも難なく答えていました。
質問あり、笑いありで終始和やかな雰囲気。即興の駄洒落。実況スレが立っていたのは開発チームならではかも?
ワークショップの様子
日常のつまんないタスクを潰す!?プチハッカソン開催も
お昼からはワークショップに入ります。冒頭では三木より、Swiftの新しい拡張機能(Swift Package Plugin)について共有がありました。その後はiOS開発チームとAndroid開発チームの2つに分かれて、それぞれのワークに取り組みます。
iOS開発チームのワークは、「日常の開発業務を便利にするプラグイン(拡張機能)をSwiftで作って、日常のつまんないタスクをどんどん潰していこう!」という目的のプチハッカソン。約5時間という短時間で各自決めたテーマに取り組みます。電気をつけることを忘れるくらい集中して取り組んでいました。
ちなみに日本国内のiPhoneシェア率が世界的にみて高いこともあり、iOSのコミュニティはシリコンバレーと比べても遜色ないくらい活発でレベルが高いそうです。そのため海外から日本にiOSを学びに来る人も多いのだとか。
三木に質問をするメンバー
数時間後、プチハッカソンを行なっていたiOSチームの発表タイム!
別のワークをしていたAndroidチームも集まり耳を傾けます。
発表では例えば、テンプレートコードを自動生成してくれるコマンドや、LINEアプリ内で利用している設定のバリデーションを行うコマンドなど、日常の開発業務が便利になりそうなアプローチが多く上がりました。約5時間という限られた中での作業であったため、時間内に完成できなかったメンバーも、考えていたアプローチや詰まっているところなど、できたところまでを共有し、フィードバックをもらっていました。とても勉強になりそうです。
iOS開発チームのみが参加した2日目は、LINEのモバイルエクスペリエンス開発室が考えている課題や、開発に取り組んでいるOSS(オープンソースソフトウェア)についてキャッチアップ。今後はもっと開発業務が便利になりそうです!
また、iOSチームがプチハッカソンをしている時間のAndroidチームは、最近LINEアプリでリリースされたスタンプ提案に関する新機能の精度をさらに高くするために行った施策の共有や、疎かになりがちな開発中のドキュメント管理について議論が行われていました。
参加者の声
実際に参加したメンバーにも話を伺ってみたい!
…ということで参加したLINE Fukuokaの高田、施、LINEの三木からのコメントをご紹介します。
App Development室(LINE Fukuoka株式会社所属) 高田:
東京からゲストが来られて、ハッカソンがあったのでいつもと違う内容になったOffice Dayでした。三木さんや秋さんが普段取り組んでいる、アプリケーションなどを開発するユーザーのための開発について、なんとなくでしか理解していなかったので、今回きちんと知ることができてよかったです。
App Development室(LINE Fukuoka株式会社所属) 施:
今回東京のメンバーから直接ワークショップもやっていただいて、とても勉強になりました。他の拠点のメンバーと直接お話しして、今やっていることや方針をシェアしてもらえたことで、今後の一緒に開発する時にもやりやすそうです。誰が何のパートやっているのかもわかりました。
モバイルエクスペリエンス開発室(LINE株式会社所属) 三木:
リアルで集まると、普段リモートでしか連絡を取っていなかったメンバーとも、1つの課題に取り組んで、みんなで感想を共有できるのがいいですね。知らない人に質問ってしづらいと思いますが、こうやって一度会っておくと「質問しても大丈夫なんだ」という安心感も生まれて、質問が出てきやすい。僕の部署は開発者の開発業務を向上させるというミッションがあります。そのために横断的に意見を聞いたり、協力をお願いする必要があるので、話しかけやすい環境があると日常業務にも役に立つんです。リアルで顔を合わせるというのはやはり大事だと思います。
まとめ
LINE, LINE Fukuoka開発チームの情報発信は以下からご確認いただけます。
ぜひ見てみてください。
▼LINE Fukuoka開発室の参考情報一覧
おまけ
フランスに行ったメンバーからもらったお土産渡しタイム。
さすがフランス、パッケージがカラフルでかわいい。(そして美味しい)