【お知らせ】2023年10月1日にLINE Fukuoka株式会社からLINEヤフーコミュニケーションズ株式会社へ社名を変更しました。9月30日以前の記事は、旧社名の情報を元に作成しています。
LINE Fukuokaの特徴のひとつに、 「UIターン社員が多い」ことがあります。
本シリーズでは、福岡県外で様々なキャリアを積んだ後、LINE Fukuokaへジョインしたメンバーへ、LINE Fukuokaを選んだ理由や入社前後に感じたギャップ、UIターンならではの悩みや葛藤、決断の背景についてインタビューしていきます！
第8回は、東京からIターンで入社し、開発1室でiOSエンジニアとして働く高田が登場。
「暮らす場所を変えてみるのもありかも？」と考え中の方、必読です！
高田新山（たかた・しんざん）
東京都出身。MR、新規事業開発を経験した後、プログラミングを学ぶ。SES企業、受託開発企業、ベンチャー企業を経て2020年4月、LINE Fukuoka入社。
iOSエンジニアとしての経験を積みたい
―高田さんは東京のご出身なんですね。福岡にゆかりはないですか？
高田：そうですね。埼玉で暮らしていた時期もありますが、生まれも育ちも東京です。福岡には親戚や知人もいませんし、暮らすのも初めてでした。
―これまではどんなお仕事を？
高田：大学卒業後、3年ほどMRの仕事をしていました。その後、友人に誘われて、新規事業の立ち上げに1年ほど携わりました。
―エンジニアに転向されたのはその後ですね。どんなきっかけがあったんでしょうか？
高田：「仲介業」的な仕事を続けてきた中で、「自分でものをつくりたい」という想いが芽生えてきて。エンジニアなら、PCひとつでものづくりに関われる。そう考えて、SES企業が運営するプログラミングスクールに入学しました。技術を学んだ後、そのまま運営企業に就職することになりました。
―エンジニアの仕事は、肌に合っていましたか？
高田：そうですね。元々、 「わからないことを見つけて、解決していく」ことが好きで。エンジニアの仕事は日々それの繰り返しなので、自分には合っていると感じます。
―その後、エンジニアとしてのキャリアはどんな風に積んでいきましたか？
高田：SES企業に1年勤めた後、受託開発会社に転職し、様々なサービスやシステムの開発に携わりました。
新規サービスの開発から改修まで一通り経験しましたが、案件によって扱う言語が異なるため、自身のスキルが中途半端だと感じることもあって。
特定の言語に特化してスキルを磨いていきたいと思い、iOSエンジニアとしてアプリ開発をおこなうベンチャー企業に転職しました。
―さらなる転職を考えたのは、なぜ？
高田：当時担当していたアプリの開発が止まってしまったことがきっかけです。iOSエンジニアとしての経験を引き続き積みたいと考え、転職活動をはじめました。
社会に大きな影響を与えるサービスに携わってみたい
―LINE Fukuokaを検討したきっかけは？
高田：説明会に参加したことです。
これまで小規模な新規開発に携わることはありましたが、一定の歴史がある大規模なサービスに携わった経験がありませんでした。そうした経験が積める会社を探していた時に、LINEの新宿オフィスで京都拠点・福岡拠点合同の説明会があると聞いて、参加してみたんです。
―どのような印象を持ちましたか？
高田：自分のつくったものが様々な人に使ってもらえる反面、大規模サービスならではの責任の大きさや難しさもある。 良くも悪くも社会に対して大きな影響がある。やりがいと難しさ、両面を聞いた上で、「今までにない経験ができそうだ」と感じました。
それが入社の決め手のひとつです。
―高田さんは生まれも育ちも関東ですが、働く場所にこだわりはなかったのでしょうか？
高田：そうですね。私の場合、一人暮らしなので、自分ひとりの判断で働く場所は自由に変えられます。転職を期にがらっと環境を変えてみるのも面白そうだと思いましたし、 東京ではない環境に身を置くことで、生き方に変化があるかもという期待感もありました。
多国籍な環境で、考えが一歩深まった
―入社後はどんなお仕事を？
高田： スタンプショップやスタンプメッセージの送受信などスタンプに関わる様々な開発に携わっています。
―LINEの中でも多くのユーザーにご利用頂いているサービスですね。
高田：そうですね。実際に携わってみて、大規模サービスならではの面白さ、難しさを体感しています。
ちょっとした変更がまったく別の場所の動きに影響してしまうなど、とにかく影響範囲が広い。でもその分、自分のおこなった変更がプロセス全体の改善につながることもあって、「仕事したな！」という満足感が得られます。（笑）
―入社して驚いたことはありますか？
高田： 規模の大きな会社なのに、スピーディーに物事が進んでいくのは良い意味で意外でした。他部署などステークホルダーと直接やりとりできるし、社内の手続きも素早く対応してくれる点はありがたいなと思います。
それと、やっぱり英語を使う機会が多いことは驚きましたね。
―エンジニアの方は皆さん仰いますね。（笑）
高田：そうですか。（笑）
個人的には、日々英語を使うことで、以前より考えが一歩深くなっている感覚があります。
―それはどういうことでしょう？
高田： 英語に変換するときに、ひと呼吸、考える間ができるんですよね。
「本当にそうか？」「この伝え方でいいのか？」と一度自問することになる。
英語を使う、というだけでなく、様々な国の、様々な考えやバックグラウンドを持った方がいるからというのもありますね。
日本の独自文化や「暗黙の了解」的なことを含んでいないかとか、この話し方で誤解を受けないかとか、色々と考えるようになりました。
伝えたいことがうまく伝えられずもどかしく感じる時もありますが、自身の考え方が変わった面白さもあります。
―高田さんは在宅勤務中心の勤務体系になってからの入社ですが、チームでのコミュニケーションなどはいかがですか？
高田：そこは思っていた以上にスムーズですね。リモートでも、オンラインツールを使って問題無くコミュニケーションが取れています。元々チャットでコミュニケーションを取る文化だったことも大きいと思いますね。
メンバーは皆さん、親切で話しやすいです。一方で、話し合うべきところは話し合える。
お互いに敬意を持ってディスカッションできるチームだと感じます。
心穏やかに、物事を考える余裕ができた
―ゆかりのなかった福岡に来て約半年になりますが、暮らしに変化はありましたか？
高田：それが、東京にいた時と全然変わらないんですよ。（笑）
元々インドア派なこともあって、休日も本を読んだり、コードを書いたりしていて。
友人は関東に多いですが、今はオンラインでも会えますしね。
ただ、家賃は圧倒的に安くなりましたね。
それと、今の家は窓を開けると山が見えるんです。そんな風に、身近なところで自然が感じられますね。
そのせいもあってか、 心が穏やかになった感覚はあります。
落ち着いて、色々なことを考える余裕が出てきた。
東京にいた時よりせかせかしないというか、時間に追われている感覚がなくなりました。
それは仕事のスピードが落ちる、みたいなこととは違っていて…。うまく言えないんですが、たとえば駅にいる人の数や歩くスピード、目に入るものやまちの空気感に影響を受けている気がします。個人的にはプラスの変化なので、福岡に来てよかった、と思いますね。
ご自宅付近の風景。うっすらと山並が見える
お互いに敬意を持って議論できる、強いチーム
―今後、エンジニアにとって働く場の選択肢は増えていくと思います。
その中で、高田さんがLINE Fukuokaを選び、働き続ける理由は？
高田：そうですね。結局は「人」だなと思います。
チームメンバーの方はもちろん、様々な部署の方とお話しする機会がありますが、 どの方も「真摯」という印象を受けます。お互いに意見を持った上でしっかりディスカッションができることや、敬意を持って接し合える、というのを強く感じていて。
相手を思いやる温かさと、議論すべきは議論する強さを持った、よい方向に進歩していける集団。入社半年ですが、この会社はそんなチームだな、と感じています。
LINE Fukuokaでは、福岡からWOWを生み出すべくチャレンジし続けているUIターン社員が多数活躍しています。
LINE Fukuoka Pressでは、今後もそんな社員をご紹介していきます。どうぞお楽しみに！
【イベントのお知らせ】
11/25（水）～27（金）、オンライン技術カンファレンス 「LINE DEVELOPER DAY 2020」が開催されます。LINE Fukuokaからも10名のエンジニアが登壇予定です！
ご興味をお持ちの方は、ぜひご参加ください。
※参加には事前登録が必要です。詳細はこちら▼
UIターン入社時（当社規程あり）には、引っ越し費用の一部負担や部屋探しのサポートをする制度もあります。
福利厚生と制度について、詳細はこちら
LINE Fukuokaではエンジニアをはじめ、
様々なポジションでご活躍頂ける方を幅広く募集しております。
UIターン入社者の声はこちらでもご紹介しています！
http://linefukuoka.blog.jp/tag/%23UI%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%B3
【こんな方へおすすめ！】
「学べる相手と一緒に働きたい」方
「自分の仕事に集中できる環境で、スキルを磨きたい」「ワークライフバランスを見直したい」方
「用意されたレールを越えてチャレンジしたい」方
「成長スピードを速めたい」「どこに行っても活躍できる自信を持ちたい」方
「自分を成長させたい、もっとチャレンジできる場所でキャリアを積みたい」方
「大人へ近づくわが子にとっての環境を考えたい」「自分が培ってきた力を、社会に役立てたい」方
「いずれは福岡で子育てしたいけど、キャリアダウンはしたくない」方
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