【レポート】生成AI元年の年納めに、AI運営部が「生成AI忘年会」を開催!
こんにちは、広報の江國です。
2023年は、生成AIが一般生活にも浸透した、まさに生成AI元年といえますね。
そんな生成AI元年の年納めに、LINE CLOVAなどAIサービスを運営している「AI運営部」が生成AIを活用した忘年会を開催!
本記事では当日の様子をお届けします。
AI運営部とは?
LINE CLOVAをはじめとするAIサービスの運営業務を担っている。
主な役割は、カスタマーサポート、企画、セールス、プロジェクトマネジメント、運営自体の設計や運用保守など。
代表的な事例は、国立国会図書館の、1860年明治期以降の資料(247万点)と画像データ(2億2,300万点)を、CLOVA OCRを用いてデータ化するプロジェクトへの参画。モデル開発に向けたデータ作成(アテノーション)を担当し、97%をデータ化することに成功。(https://blog.lycomm.co.jp/tag/company_section/20221024_01_ai_operation_recruiting.html)
福岡マラソン2022のLINE公式アカウントの運用にも携わり、制作期間1か月弱で正解率95%(社内の精度評価)のチャットボットを開発した。
AIの活用方法の企画提案を行っているAI運営部では、スキルを磨くために社内行事においてもさまざまな角度でAIを利用しています。
2023年の忘年会におけるコンテンツテーマは「社員を笑顔にするためのAI活用」。
笑顔いっぱいの忘年会を実現した、AIコンテンツ企画をご紹介いたします。
この人の正体は誰?画像生成クイズ!
<ルール>
①2人の社員の写真を1:1の割合でAIで合成し、アバターを生成
②どの社員の合成なのか、4つの選択肢から正解を選ぶ
ルール①で生成されたアバターはこちら。いずれも以下①〜④の4つの選択肢のうち、1つの組み合わせから生成された画像です。どの社員の組み合わせで生成された画像だとおもいますか?
3秒間だけ考えてみてください。
3、2、1……
正解は、①でしたー!!
見分けるコツがちっともわからないので、AI運営部に見分けるコツを聞いてみます。
忘年会運営委員の山下さん
「髪型やホクロ・輪郭・目つきなどのちょっとした所に特徴がでているんです。あとは全体の雰囲気も大事ですね。今回はクイズなので、作成側としてあまりにも特徴がでているものは選ばず、ある程度難易度を担保する生成画像を選びました。このように、入力した情報によってAIがどんなものを生成するのか?を予測する訓練を遊びですることで、プロンプト力向上にもつながると考えています。」
AI笑顔コンテスト2023
AI運営部忘年会の恒例行事である笑顔コンテスト。
使用するのは、忘年会用にAI運営部部長の加藤さんが個人で開発したLINE公式アカウント(ごんたAI)です。
アカウントに感情測定AIとChatGPTが組み込まれていて、笑顔の写真を投稿すると、イメージキャラクターである「ごんたAI」が笑顔度を採点してくれたり、コメントを投稿すると会話を楽しめたります。
<ルール>
①LINE公式アカウント(ごんたAI)を友だち登録。
②忘年会中に笑顔の写真を投稿
③ごんたAIが投稿された写真をもとに笑顔度を判定。忘年会の終盤に、2023年の忘年会で最も高得点の笑顔の社員を発表。
ごんたAIは、加藤部長の愛犬をイメージしているようで、質問を投稿するとこんなユーモラスな回答をしてくれます。
(自称東京住まいの、お金持ちになりたいおじいちゃんワンちゃんのごんたくんという設定。笑顔のスコアもすぐに回答してくれます)
みんなさまざまな角度で写真を撮影し、ごんたくんに笑顔をアピールしています。
昨年の優勝者の藤田さん(上画像の一番左)も連続優勝を目指して参戦。
今年の優勝者の笑顔は・・・?
AIモデリングサポートパートの森野晃子さん(写真左下)!!!
う〜ん!たしかにハッピーで楽しいオーラが写真から溢れています。
笑顔いっぱいの忘年会の締めくくりのお土産は、加藤部長のAIアバターがプリントされたハッピーターン。
どこまでもAI尽くしです。
終わりに・・・
この忘年会のように、さまざまな角度でAIの可能性にチャレンジしているAI運営部では、年に数回、AIのプロンプト力を競う社内コンテストも開催しています。
今後もAI運営部のAIを使った挑戦について取材していきますので乞うご期待!