6名でも120名でも。オンラインだからできることがつまった2020年の忘年会
【お知らせ】2023年10月1日にLINE Fukuoka株式会社からLINEヤフーコミュニケーションズ株式会社へ社名を変更しました。9月30日以前の記事は、旧社名の情報を元に作成しています。
こんにちは、LINE Fukuoka Press編集部です。
2020年はどんな一年でしたか?
めまぐるしく変化する環境の中で、「これまでどおり」が難しく、ひとりひとりが工夫やチャレンジを重ねた一年だったように思います。
LINE Fukuoka社内でのコミュニケーションも形を変えました。
そのひとつである忘年会が、2020年はどのような形に変化したのかが気になり、LINE Fukuoka社内で実施されたいくつかの忘年会について、幹事・参加者にQ&A形式で聞いてみました。
忘年会に限らず、オンラインでのコミュニケーションの場作りの参考にしていただけたら嬉しいです。
2020年のLINE Fukuoka忘年会
幹事・参加者へQ&A
・ 「また来年も頑張ろう!と思ってくれたら嬉しい」(Customer Care室 黒木さん)
・ 「みなで笑いあうって本当に楽しい」(Strategic Operation室 松井さん・伊原さん)
・ 「120名参加“謎解き忘年船”」(Review&Sales室 村上さん)
・ 「少人数でじっくり語る」(Marketing Communication室 酒井さん)
「また来年も頑張ろう!と思ってくれたら嬉しい」(Customer Care室黒木さん)
Q1. 2020年はどのような忘年会を実施しましたか?
部署ごとにオンラインで行いました。人数は、それぞれ10~15名ほどです。
内容は、お絵かきや家の中のものを使ったしりとり、カスタマーケアを担当しているサービスを使ったトーナメント戦など、ゲームと事前アンケートを基にしたフリートークです。
食事は、それぞれの自宅へ同じ食事を配送してもらえるサービスを利用しました。
Q2. 今年ならではの工夫があれば教えて下さい。
新入社員がいる部署では「意外な一面を知ろう!」と前もってテーマを伝えておきました。
また、自宅参加でもメリハリがつくように1.5時間とやや短めの時間を設定し、同居の方に配慮しながら濃い時間が過ごせるようにしました。
Q3. 難しかったことはありますか?
例年通りの同じ場所に集まる忘年会であれば、同時進行でさまざまな会話が巻き起こるものですが、オンラインではなかなかそうもいかず…。
全員が一度は発言できる、話すきっかけを前もって準備しておきました。
幹事に立候補してくれたメンバーが、盛り上がるためのツールを探してくれたり、段取りをつけてくれたりしたので、とてもスムーズに進行できました。
Q4. 忘年会はどのような場ですか?
カスタマーケアは、年末年始も業務がつづくメンバーは多いです。
一つの区切りとしてみんなで労いあい、また来年も頑張ろう!と思ってくれたら嬉しいなと思って手配をしています。
「みなで笑いあうって本当に楽しい」( Strategic Operation室 松井さん・伊原さん)
Q1. 2020年はどのような忘年会を実施しましたか?
2つの組織が合同で実施したオンラインの忘年会で、15名が集まりました。
参加者の自宅に料理が届くサービスを利用しました。
タイムスケジュールは
19:00 スタート
19:10 自己紹介タイム
19:40 ゲーム~絵しりとり~
20:00 グループに分かれてトーク&ゲーム
20:40 全員で記念撮影
20:45 終了
Q2. 今年ならではの工夫や配慮があれば教えて下さい。
パソコンにカメラがついていないメンバーもいるので、お互いの顔を見ることができるように、事前にWebカメラを渡しました。
また、大人数で一斉に話した場合に、発言者が偏ってしまうこともあるので、少人数のグループでの会話ができるZOOMのブレイクアウトルームを活用しました。
実施するイベントは複数準備しておいたので、時間が押しても巻いても調整できる状態でした。
Q3. 難しかったことはありますか?
忘年会だけではなく、 オンラインのチームビルディング全般に言えることですが、みんなが飽きないようにタイムスケジュール作って進行しなければいけないのが大変です。
また、お店に集まる飲み会と違って、酒飲みのワタシからしたら2軒目行こう!がないので非常に寂しかったです。
Q4. 忘年会は組織にとってどのような場ですか?
オフラインでもオンラインでも、やはり会社の忘年会は、今年の振り返りと慰労の場。
今年起こった印象深いエピソードを語り合いみなで笑いあうって本当に楽しいし、来年はどんな年になるんだろうと未来のことも考えつつ…。
個人的には、まず自分自身を労いいたわり、気持ちを新たにしてほしいと思います。
「120名参加“謎解き忘年船”」( Review&Sales室 村上さん )
Q1. 2020年はどのような忘年会を実施しましたか?
オンラインで開催。参加者は120名程度と、規模は大きめの忘年会でした。
有志で集まった10名程度の実行委員と事務局が中心となって運営。
お食事は、自宅に同じ食事が配送されるサービスを利用しました。
テーマは「冒険」で、Review&Sales室全員が「謎解き忘年船」に乗船して各コンテンツを楽しんでいくという内容です。120名は5つのチームに分かれます。
Q2. 今年ならではの工夫や配慮があれば教えて下さい。
新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点で、食事とプレゼントを届ける際はオンラインのサービスを利用しました。
忘年会専用のOpenChatやLINE公式アカウントを開設し、参加者同士のコミュニケーションやコンテンツ(謎解き)の問題配信・回答に利用しました。
事前に「冒険の書」を忘年会のパンフレットとして配布し、テーマである冒険の世界をしっかり体感してもらえるように工夫しました。
5つに分けたチームごとにチームカラーを決め、同じデザインのバーチャル背景も準備しました。
▲忘年会パンフレット5つに分けたチームごとにチームカラーを決め、同じデザインのバーチャル背景も準備しました。
▲チームカラーを使ったバーチャル背景
Q3. 難しかったことはありますか?
大人数でのオンライン開催のため、参画意識を促進する内容になっているのか、実行委員で作成した台本・資料に何度も見直しましたし、画面共有や音楽共有、Zoomの機能についてはテクニカルリハーサルをしっかり行いました。
▲忘年会台本
▲忘年会台本
なにより難しかったのは、一方的なものにならないようにする工夫です。
LINE公式アカウントを利用して、アナウンスや謎解きの回答をもらうことがうまくいくのかは、当日までとても心配でした。
Q4. 忘年会は組織にとってどのような場ですか?
コミュニケーションの場でもあり、いかに変化に対し柔軟に対応できたかという1年の集大成でもあるなと。
チームワークという箱が、普段は各パートやチームで取り組む課題を室全体に広げて取り組めるため、1人1人の主体性や思いやりがあふれる場です!
「少人数でじっくり語る」( Marketing Communication室 酒井さん )
Q1. 2020年はどのような忘年会を実施しましたか?
今年はチームの6名でオンラインの忘年会を開催しました。
飲食をしながらクイズや雑談をして、全体的にのんびりした雰囲気でした。
クイズは、参加メンバーに当てはまるイメージワード(形容詞)を10個選び、集計後にどれがだれのイメージかを当てるもの。
「このイメージは、間違いなく●●さんだ!」「こんなふうに思ってもらえていたなんて…嬉しい」など、個人・チームの強みを振り返る時間にもなりました。
▲イメージワードクイズ表(言葉から、Aさんが誰なのか参加者全員で相談して決める)
イベント中のBGMは、「2020年に一番聞いた曲」や「いまみんなに聞いてほしい曲」というテーマで、メンバーそれぞれが選曲。
曲を流しながら、選曲理由や思い出を聞いていると2020年に起きたことや考えたことも伝わってきて、温かい気持ちになりました。
Q2. 今年ならではの工夫や配慮があれば教えて下さい。
少人数だったので、じっくり全員が発言できる時間を取ることができました。
自宅から接続するオンライン開催だからこそ、メンバーのご家族とお話できたり、お料理を温めながら参加できたり、今年ならではだと思います。
Q3. 例年と状況が異なる中で、難しかったことはありますか?
飲食をどうするかは悩みました。
オンラインで各自の家へ配達するサービスもいくつか検討したのですが、申込み期限が想像していたよりも早くて間に合いませんでした。あのときは、めちゃくちゃ焦りました!
ただ、同じものを食べて時間を共有している雰囲気づくりはあきらめたくなかったので、事前に購入した冷凍保存の食品を出社日に各自持ち帰る形式にしました。
気軽に、レストランに集うという選択をしにくい時期だからこその難しさです。
Q4. 忘年会は組織にとってどのような場ですか?
「今年もおつかれさまでした!」と一年の区切りをする機会です。
年末で全てが完了するプロジェクトはないのですが、忘年会という場を持つことで、今年やったことを振り返って来年に向けて気持ちを切り替えられる気がします。
業務とは離れて、メンバーがそれぞれどんな一年を過ごしたかに目を向けることもできます。
リモートワークが中心だった今年は特に、コミュニケーションの機会は意識的につくることが必要だなと感じました。
LINE Fukuokaの忘年会について聞いてみたら…
オフライン・オンラインの違いによる難しさはあるものの、オンラインだからこそできることを取り入れたり、新しいものを生み出したり、変化を楽しむカルチャーがありました。
2020年最後の配信をお読みいただきありがとうございます。
LINE Fukuoka Pressは、2021年もLINE Fukuokaの仕事や人、そこで生まれたカルチャーやニュースをお伝えするメディアとして配信をつづけてまいります。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。よいお年をお迎えください。