コミュニケーションは積み重ねるもの。信じる心はどこから生まれるのか?

こんにちは!LINEヤフーコミュニケーションズ広報の福田です。
LINEヤフーのさまざまなサービスの運用を担い、グループで最もユーザー接点が多い私たち、LINEヤフーコミュニケーションズ。「1億のユーザー満足をつくる、No.1コミュニケーションカンパニー」を目指し、日々ユーザーと向き合っています。
「コミュニケーションのかたち」は、当社の社員たちが仕事を通じて築いてきた「人との関わり方」を紹介しながら、それぞれが大切にしているコミュニケーションについて、インタビューを通して考えていくシリーズです。
今回は経営支援部の部長、柿谷さんにコミュニケーションをとるうえで大切にしていることをききました。

経営支援部 部長
柿谷 裕美 Hiromi Kakiya
2007年から2018年までは 旧LINEの前身のグループ会社 に所属。LINE Fukuoka(現LINEヤフーコミュニケーションズ)に2018年に入社し 、現在は経営支援部の部長として、会社の経営に関するバックオフィス業務を担当。
趣味は中日ドラゴンズの推し活。
業務紹介
― 柿谷さんの普段の業務内容について教えてください。
柿谷:経営支援部は会社の経営に関する支援を全般的に担っています。具体的には受注や契約管理、法定雇用率促進支援など多岐にわたります。バックオフィスですし特定の部署とやりとりするというよりは、全部署と何かしらのやりとりが発生します。経営支援部だけで完結する業務は少ないですね。
社内イベントにて司会を担当する柿谷さん。社内プロジェクトにも引っ張りだこ。
業務の中でのコミュニケーション
ー 柿谷さんは、「物事の変化に対してとにかく前向きでいろいろな選択肢があることを前提に肯定から入る」とききました。「LINEヤフーコミュニケーションズの観音菩薩」といっている社員もいるようです。
観音菩薩の包容力は前向きな思考回路から
柿谷:はじめてききましたよ!
でもそういえば「肯定的」っていうキーワードは、最近プライベートで友人にいわれたり、会社の評価制度でコメントにかかれていたりしました。自分ではあんまり実感がなかったんですが、私って人からみるとそういう風にみられているんだなと感じましたね。
LINEヤフーコミュニケーションズに入社したのは2018年。2007年から2018年まで旧LINEの前身の グループ会社に勤めていました。前職のグループ会社では事業部所属で、カスタマーサービスをはじめさまざまなことを経験させてもらいました。業務が頻繁に変わったり、動きが激しかったりしたのですが、なんやかんやで今なんとかなっています。大抵のことはなんとかなると思っているから、肯定的に入れるのかも。
― 一番大変だったときってどんなときですか?
柿谷:うーん、大変なこともあったと思うんですが、いつが大変だったとかはあんまりないですね。多分私は比較的単純な思考をしているかも。
変化が多い職場で、ときには「これキャリアに関係ある?」っていう業務もあったかもしれない。でも振り返ってみると今までやってきたことに無駄はなかったなと、ずっと実感しているんですよ。メンバーにも「今やっていることが無駄になることはないよ」と伝えるようにしています。今までやってきたことが糧になっていると信じているからこそ、前向きでいられるのかもしれませんね。
あとはメンバーも信じているから。例えば福田さんに業務をお任せするときは、福田さんならできるって本当に信じているからそうお伝えするんです。
喉元すぎたら大変さを忘れて糧にだけなるタイプ、素敵です。
人を信じられる理由
― 信じてもらえるってうれしいですよね!でも柿谷さんが人を信じる根拠ってどこからくるんでしょうね。
柿谷:どうやっているんだろう。根幹でみんな多分いい人だと思っているのかな。今までに「騙された〜」ってこともあったかもしれませんが、私本当に覚えてないんですよ。
きっと、これまで私に関わった周囲の人の影響もあるんだと思います。私のことを信じてくれたり、仕事をしやすいように配慮してくれたりした人たちがいたから、そう思えるのかなと。
例えば、福田さんが記事の執筆をお任せされているということは、そういう素養があって、かつ執筆ができる人であると信頼されているからなんだろうな、って。
そんなポジティブな感情から、信じる気持ちが生まれている気がします。
ー 私がなぜこの会社にいてこの仕事をしているのか。私のこれまでの歩みを、私の周りにいる人も丸ごと肯定してくれた感じがして、心がフワフワします。
これが観音菩薩…!包容力半端ない。
コミュニケーションは積み重ねるもの。
― とにかく柿谷さんが人を信じていらっしゃることが伝わりました。ご自分を単純とおっしゃっていましたが、落ち込んだりすることもあんまりないですか?
柿谷:ありますよ!「あのとき、もっとこういう風にしていればよかったな」っていうのは日々ありますね。「なんか否定からはいっちゃったな」とか。「あのとき、嫌な言い方しちゃったな」とか。
― そんなときはどうしているんですか?
柿谷:基本的には、会社帰りに振り返って次からこうしてみようって対策を考えます。
あとは、後日フォローするようにしていますね。
コミュニケーションって、その一時だけのものではなくて、積み重ねるものだと思うんです。他でフォローしたりして、最終的に滞りなく進められればいいのかなと思います。
普段からコミュニケーションをとっておくのも大事だなと思っていて。チームメンバーはもちろん、会社で全然お話したことない方でもできるだけ挨拶はするようにしていますね。
バックオフィスなので相談いただくことが多いんですが、会社のルールもあるので、全ての相談にイエスとはいえないじゃないですか。でも過去に一緒にお仕事をした人で、「要望は叶えられません」で終わらず、「こういう風だったらできますよ」とかポジティブな提案をしてくれた方がいて、この人は本当にスペシャリストなんだなと思った記憶があり。そういうコミュニケーションのとり方もあるんだなと印象に残っていて、私もできるだけそんなスタンスでいるようにしています。
バックオフィスの業務は、コミュニケーションの幅が広い分、自分が受けるコミュニケーションも幅広いので、この人の言い方がわかりやすいなとか。参考にできるものが多いのがいいところですね。
柿谷さんのコミュニケーションのかたちは?
― 最後に柿谷さんのコミュニケーションのかたちってなんでしょうか?
柿谷:私は基本的にすごく単純で、根本的に人を信じているんだと思います。シンプルにまっすぐ人を信じること。人を信じるためには、その人がどんな経緯で、なぜ自分の前にいるのか考えること。信じられると素直に人に頼れるし、わからないことはわからないって言えるから、私もストレスにならない。それで周りも安心して仕事ができるならみんなハッピーだなと思います。そして、できるだけ人と関わり、関係を積み重ねること。
これが私のコミュニケーションのかたちです。