[社内座談会]エンジニア・イラストレーター・プランナーに訊く “Iターン転職”という選択

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LINE Fukuokaの社員数は600名を超え、まだまだ仲間は増え続けています。そのなかで最近顕著なのが、「Uターン」「Iターン」での入社です。

そこで今回、Iターン入社社員のうち3名に集まってもらい、座談会を開催。司会進行は採用マネージャーで自身もIターン経験者のSが務め、計4名で「Iターン転職の現実」や「LINE Fukuokaという会社」について語ってもらいました。

【座談会 参加者プロフィール】

Y(開発エンジニア)Y(エンジニア)
・これまで働いていた場所:東京都
・キャリア年数:約10年
・入社:2015年7月

A(イラストレーター)A(イラストレーター)
・これまで働いていた場所:東京都
・キャリア年数:約10年
・入社:2015年8月

K(プランナー)K(プランナー)
・これまで働いていた場所:岡山県
・キャリア年数:約6年
・入社:2014年8月

S(モデレーター)S(司会進行役)
・これまで働いていた場所:香港
・キャリア年数:約10年
・入社:2015年1月
 

 

これまでの経歴と現在の業務

S (司会)
S (モデレーター)まず、これまでのキャリアと、現在担当している業務について教えてもらえますか?



Y(エンジニア):

Y(開発エンジニア)東京でソーシャルゲームプラットフォームの開発に携わり、UIなどをつくるフロントエンドと言われる領域を担当していました。 現在もフロントエンドエンジニアとして従事しています。


A (イラストレーター)

A (イラストレーター)最初は地元の愛知で広告代理店のデザイナーとして経験を積み、フリーで活動。その後、東京に移住しました。
上京後はアニメ業界を経て、最後にソーシャルゲーム業界でイラストレーターとして働きだし今に至ります。
現在はLINEスタンプのイラストレーターです。

K (プランナー)
K (プランナー)私はこれまで、生まれ育った岡山の広告代理店に6年間務め、代理店業務としての企画営業・イベント運営に始まり、自社で発行しているフリーペーパーのコンテンツ企画立案・編集まで幅広く携わっていました。
今は、「LINE@」「LINE グルメ予約」や「LINE TAXI」などユーザーの生活に密着したLINEサービスを推進する業務を担当しています。

 

転職のきっかけとLINE Fukuokaだった理由

S(司会):
皆さん、どうしてLINE Fukuokaに入社したのか、その理由や背景を教えてもらえますか?


Y(エンジニア):
“単純に地方に引っ越せばいいという訳ではない”
前職には全く不満はありませんでしたが、東京での暮らしには、家の狭さや通勤時間の長さ・満員電車など、息苦しさを感じていたんです。
その環境を改善するために、地方移住を始めリモートワークを取り入れている会社への転職など様々な選択肢を検討しました。生活環境を変えられても、生活の水準や給与面、さらに自分の能力を維持するため、前職と同等以上に技術的な挑戦のある場所に身をおきたいなという思いもあり、その両方をと欲張ったら“LINE Fukuokaで働く”という選択肢が残りました。


S (司会):

確かにLINE Fukuokaに転職する人は欲張りかもしれません(笑)。
私も今年Iターンで入社したんですが、自分も含め、ストレスの少ない快適な生活を送りつつ、ただ仕事面での充実感・やりがいは東京と同レベルのものが欲しいという人がこの会社には多い印象を受けました。


A (イラストレーター):

“LINEスタンプのイラストレーターになりたい”
もともとLINEスタンプが大好きだということもありますが、LINEというサービス自体日々慣れ親しんでいて、そのなかでもスタンプについては、文字を伝わなくても会話を楽しめる画期的で新しい分野を開拓したツールだと感じていました。そんな時にLINEの福岡拠点であるLINE Fukuokaが出すスタンプ イラストレーターの求人に出会ったことがきっかけです。


K (プランナー):

“異業種への転職”
前職の会社に不満はありませんでしたが、広告代理店での6年間を通じて、WEBの勢いが増大していることを肌で感じ、IT業界への興味関心が強くなっていったんです。そのIT業界で「それまでに培った経験を活かして新しいことに挑戦したい、と思うようになったのが転職のきっかけです。
また、人生計画を考えたとき、30歳までに大きな挑戦をしたいという思いもありました。
そんな折、2013年にスタートを切ったばかりのLINE Fukuokaの存在を知り、みんなで共に会社を大きく成長させられる環境という点にも魅力を感じエントリーしました。

 

Iターンへの不安

S(司会):
皆さんIターン入社ですよね。不安はなかったですか?


Y (エンジニア):

“福岡コミュニティの魅力”
エンジニアとしては、勉強会やコミュニティ活動が活発な東京を離れることには漠然と不安を感じていましたが、福岡に移住したエンジニアの元同僚がいて、その彼が福岡で楽しそうに活躍している様子をSNSやブログ経由で知っていました。彼の話を始めいろいろな情報を総合すると、福岡のコミュニティは、数や規模ではやはり東京にはかないませんが、例えば小規模という点が活きて顔見知りが多くできたり、各自が主体性を持って取り組みやすい環境があることなどを始め、東京とは別の良さがあることが分かりました。これによって多少の不安はありながらも、福岡なら楽しくエンジニア生活を送れそうだという期待に変わりました。

同僚エンジニアもコミュニティイベントを催したり( Hacker Tackle )、自発的に勉強会を開いたり( プログラマのための数学勉強会@福岡 )しています。
こういった同僚に囲まれているので、今後は自分も福岡コミュニティを盛り上げていきたいという楽しみができました。


A (イラストレーター):

“初めての移住ではないから不安は薄かった”
愛知から東京に上京した経験があるので、移住自体に不安はありませんでした。
これまで、福岡への旅行経験もなく面接もテレビ会議を使っておこなったので、「この会社やこの街が自分に合うだろうか」という転職時に湧く一般的な不安を感じたくらいです。

ただ、福岡生活初日に組んでもらった歓迎会で「待ってました!これから一緒に頑張りましょう」と同じチームで働く皆から明るく暖かく迎えてもらえて、その不安も消えましたね!食べ物もおいしかったですし。3d663c09


K (プランナー):

“期待が大きかった”
私の場合、不安は全くありませんでした(笑)。
福岡はこれまで旅行でちらっと寄った程度でしたが、新しい環境へ挑戦したいという気持ちが第一優先だったので、Iターンも同じように楽しめています。新しいものが好きという性格もあって、ワクワクする気持ちや期待が大きかったです。
実際、福岡に移住しLINE Fukuokaに入社してみて、同じ環境にいたら得られなかっただろう新しい出逢いが数多くあり、誇れる仲間ができたことは、Iターンだからこその醍醐味だと日々感じています。
あと、生まれてからずっと岡山にいたので、地元を離れるとしても、いきなり東京に行くより福岡の方が心理的なハードルが低かったということもあります。
 

 

入社してみての実感

S(司会):
では、実際に働いてみて、LINE Fukuokaという会社をどのように感じていますか?


Y(エンジニア):

“スキルを信頼して業務を任せてもらえる楽しさ”
快適に楽しく働けています。その背景にはまず、上長がエンジニアそれぞれのスキルを信頼して委譲してくれることがあります。もちろん責任も大きいですが同時にやりがいも大きく、大変充実した生活を送れています。

また、自分も含め同僚エンジニアの多くが裁量労働制で勤務しています。この勤務体制だと時間を自分でコントロールしやすく、加えて、よく言われるような福岡の街が持つ通勤環境(平均30分以内・低混雑度)を含めた住環境の快適さからも、精神的な余裕が生まれて仕事面へも良い影響が生まれていると思います。
他の同僚は、お子さんを幼稚園に送ってから出社したり、勉強会に積極的に参加したり、バンド活動の時間にあてたりしている人もいますね。


A (イラストレーター):

“女性社員も働き続けやすい環境”
私も、これまでで一番働きやすいなという感想です。
東京時代は、業務が長時間に渡ることが多かったのですが、そうなるとどうしても心に余裕がなくなって視野も狭くなっていました。現在はメリハリのついた生活ができ、見聞や視野を広げる自分の時間を持てるようになり、仕事面にも良い影響が出ています。同僚はプロフェショナル集団といった印象で、多忙なタイミングでも完璧なタスク管理で業務に臨む姿にも良い影響をもらっています。また、上長はそれぞれの得意分野を把握して適確に業務を振ってくれるので、自分のスキルを一層発揮できている実感があり、さらにモチベーションが上がっています。

あと、入社して気が付いたことがあります。
前職だと女性のイラストレーターは結婚・出産を機に退職するケースが多かったんですが、LINE Fukuokaの場合は結婚・出産後に復帰している女性社員が多いです。もちろん男性社員も有給休暇を活用して、結婚・出産などのライフイベントや、家族との日常生活を大切にしている人が多いです。それは同僚の理解があるので、心理的に休暇を取りやすい環境があるからだと感じています。
図1
 

K (プランナー):
“異業種でも業務に必要なロジックは同じだった”
私は、これまでオンラインで完結するサービスがメインだったLINEのなかで、オフラインでのつながりを構築するサービス(「LINE@」「LINE グルメ予約」「LINE TAXI」他)の企画業務を担当しています。

実際に街でイベントを実施したり、その街にいる人やお店のリアルな声に触れながらサービスを促進する方策を練ることがミッションです。
サービス自体は、東京を始め他都市でも利用できますが、「福岡で展開した“福岡発”の事例を他のエリアでも導入していける可能性がある」、ここに一番魅力を感じています。
また私の場合、前職とは異なる業界に飛び込みましたが、目標(サービスの推進)に向けて、街やユーザーのニーズを探り、方策を練り、実行するという業務ロジックは変わりません。
これまでの経験・スキルを活かしながら、企画業務を担当できることに大きなやりがいを感じています。
 

 

今後の目標とメッセージ

S(司会):
では最後に、これからの目標と、IターンまたはLINE Fukuokaへの就職を検討されている方へのメッセージをお願いします。


Y(エンジニア):

Y(エンジニア)まずは期待されることをこなして周りからの信頼を得ることです。それをベースに、プロジェクト目的への貢献につながるならエンジニアとしてできることは何でも挑戦していこうと思っています。
最後に、東京やその他の街でエンジニアとして生活している方に、“福岡という選択肢がある“ことを伝えたいです。福岡にも優秀なエンジニアが沢山いらっしゃいますし、転職に際して技術力の高さや成熟したエンジニア文化を求める方にも、LINE Fukuokaはその期待に応えられる会社だと思います。

A (イラストレーター):
A(イラストレーター)デザインとイラスト両方の業務ができることが自分の強みなので、今後はその両方を活かせるように業務の幅を広げ、マルチに活躍できるクリエイターになっていきたいです。
あとは、想像以上にスピード感のある会社で、業務内外問わず自分の提案などはすぐに協議してもらえます。
提案が通れば即断即決で実現されるので、「こういうことがしたい」「こんな風に変えたい」という強い思いをもっている人は是非LINE Fukuokaで挑戦してもらいたいです。 

K (プランナー):
K(プランナー)目標は、今担当している「LINE@」や「LINE グルメ予約」、「LINE TAXI」などを福岡からさらに盛り上げていくことです。その手法に汎用性を持たせて全国に広げ、LINEで多くの人の生活がより便利で楽しいものになるよう貢献したいです。
また、LINE Fukuokaは一年間で400人以上社員が増えていて、担う業務の種類やボリュームが増大しています。私の所属する部署も、私の入社後に誕生した福岡にしかない新しい部署なんです。福岡市も、人口の増加や商業施設の新規参入など街全体の進化が顕著です。私と同じように変化を楽しめる新しいもの好きは、こんな会社や街で活き活き過ごせると思います。
是非一緒に変化を楽しんでほしいです!


S(司会):

皆さん、今日はありがとうございました!


今回は、ターン転職の現実、入社して日の浅い彼らの新鮮な目で見たLINE Fukuokaについて話してもらいました。IターンやLINE Fukuokaへの転職を検討されている方に、参考にしていただけたら嬉しいです。
LINE Fukuokaでは、今回の座談会に参加してくれた3名の担当業務を含め、多職種で募集をおこなっています。遠方からの入社に際しては入社支援制度を整えていますので、安心してご検討ください。

▼企業サイト 採用ページ
http://linefukuoka.co.jp/career/job
なお、LINE Fukuokaは福岡市主催の転職応援プロジェクト「福岡クリエイティブキャンプ」にも参加しています。LINE FukuokaにUターンで入社したエンジニアのインタビューも掲載されていますので、ご覧ください。
▼「福岡クリエイティブキャンプ」公式サイト インタビューページ
http://fcc.city.fukuoka.lg.jp/interview/567/


※注釈1: イラストレーターの社員紹介(LINE Fukuoka公式ブログ内)
http://linefukuoka.blog.jp/archives/41294401.html

※注釈2:「データでわかる福岡の魅力」ページ(「福岡クリエイティブキャンプ」公式サイト内)
http://fcc.city.fukuoka.lg.jp/fukuoka/

 

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